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2024.10.10
準備必須!アトリエ設計事務所の面接で聞かれること【3選】
こんにちは!
A-worker運営事務局の大塚です。
設計職の就活において、アトリエ設計事務所の面接についての情報は少なく、面接に行かれる方は「何を聞かれるんだろう」と不安に感じているかと思います。
そんな方のために、採用担当者にヒアリングした「面接で聞かれること【3選】」をお伝えします。
(1)建築を好きになったきっかけ
この質問では、何に心が動かされる人なのか、どういう感性をしているのかなどを知ると同時に「建築への熱量」を計っています。
ポイントとしては「建築業界を目指したきっかけ」ではなく「建築を好きになったきっかけ」です。“業界を目指すことになった原点(ルーツ)”を伝えましょう。
(例)
・幼少のころからものづくりが好きでした。特にレゴブロックでいろいろな建物をつくることには、ご飯を食べることを忘れるほど一日中没頭していました。最も時間がかかったのは○○で、○○部分にこんなこだわりがあって…
・旅行で訪れた○○美術館のデザインに一目惚れしました。その時は、実際には触れていないのに、肌にヒヤッと湿度を感じるような・・・不思議な体験でした。使用されている素材の質感や色が好みでしたし、屋根の○○のようなデザインは自分の設計にも取り入れたいと感じました。
どんなきっかけが、どう心を動かしたのか。できるだけ具体的な「自分だけのエピソード」を話していただければと思います。
おそらく、その後は「好きな建築家は?」「学生時代はどんな勉強をしたか?」などの質問になるでしょう。採用担当者は、そこからにじみ出る「建築愛」を聞きたいと思っています。
(2)アトリエ設計事務所を選んだ理由
建築業界には、ゼネコン、ハウスメーカー、工務店などさまざまな業種があります。多くの選択肢がある中で「アトリエ設計事務所を選んだ理由」を採用担当者は知りたいと思っています。
アトリエ設計事務所は、時代の流れと共に少しずつ変化しています。ですが、今でも時期によっては納期の関係で残業が増えたり、休みが少なかったりする事務所もあります。そこをあえて選ぶ理由は何か。心にどんな情熱を秘めているのか。アトリエ設計事務所だからこそ実現できることもありますよね。あなたが感じる“アトリエ設計事務所の魅力”を話していただければと思います。
(3)今後どうなりたいか/将来像
この質問では、応募者がこれからどうなりたいのか、建築家としてのビジョンをみています。どんな設計者になりたいのか、将来独立希望があるのかなどを知りたいと思っています。
独立希望者とそうではない人で、育て方を変えているという採用担当者もいらっしゃいました。もし独立を考えているのであれば、いつごろ、どんな方向性で考えているというようなことも伝えられたら良いですね。
独立まで考えていなくても、一級建築士を取得するだとか、こんな人生を歩んでいきたいなど、どう成長していきたいかも含めて話せるように準備しておくと良いと思います。
以上、アトリエ設計事務所の面接で聞かれること【3選】でした。
その他、聞かれる可能性のあるトピックとして、
・建築以外で打ち込んできたことはあるか?
・(応募した事務所の)設計実績を見てどの物件に興味を持ったか?
・建築設計の仕事で1番大事だと思うことは?
・建築で生きていく覚悟はあるか?
などが挙げられます。
採用担当者は、面接を通して「考えを自分の言葉で伝える力があるか」という点をみています。なぜなら設計事務所での仕事というのは、施主や業者の方々と接する機会が多く、コミュニケーションスキルが必要だからです。
とはいえ、考えを自分の言葉で伝えるというのは、面接でいきなりできるものではありません。普段から授業のプレゼンや友人同士で集まって話をするときなどに、少しでも意識しながら話す練習をしたり、自分の考えをノートに書いてアウトプットする練習をしたりすると良いですね。
参考にしていただければ幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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