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2025.11.17
【建築系展覧会情報】(広島:2025/10/4-2021/11/30) ひろしま国際芸術祭
<ひろしま国際建築祭>は、「建築」で未来の街をつくり、こどもの感性を磨き、地域を活性化させ、地域の“名建築”を未来に残すことをミッションとして掲げ、3年に一度開催する建築文化を発信する祭典です。
世界を舞台に活躍する巨匠から未来を担う若手建築家まで。彼らのドローイングや模型、動画の展示や特別なインスタレーションを通じ、建築文化を切り口に、私たちの未来社会を一緒に考えてみたいと思います。トークショーや文化財指定の古建築・通常非公開の建築物などのオープンアーキテクチャー、地元小中学生を招いての建築鑑賞やワークショップなど、多様なプログラムを計画しています。
巨大な内海に面した瀬戸内地域では古来、風土や景観、伝統に呼応した名建築の数々が生まれてきました。その背景には、日本が国家として形づくられた遣隋使・遣唐使の時代から近世の朝鮮通信使・北前船にいたるまで、広島県の位置する瀬戸内海が“文化・物流の大動脈”だったことが理由としてあります。日本はこの瀬戸内海を通じ、海外から人や文化を招き入れ、あるいは発信し、この海を通じ文化交流を行ってきました。古建築はもとより、自然と文明が築いてきた瀬戸内地域特有の磁力に吸い寄せられるように丹下健三、槇文彦、安藤忠雄、伊東豊雄、SANAA、坂茂といった現代の建築家たちも挑戦的で実験的な名作を次々と生み出しています。
それゆえに瀬戸内地域は古建築から現代建築まで「建築文化の集積地」として貴重な建築の宝庫となっています。
“文化・物流の大動脈”であった瀬戸内海の周辺地域は“つなぐ”ことを鍵にその礎を築いてきたといえます。『ひろしま国際建築祭2025』は、「つなぐ―「建築」で感じる、私たちの“新しい未来” Architecture:A New Stance for Tomorrow」をテーマに、歴史、風土、景観、技術、思想などさまざまな視点から「建築」に触れ、考え、交わる機会をつくり、ここ瀬戸内で建築文化を感じることから、みなさんと“新しい未来”像を考えるきっかけになればと願っています。
| 開催期間 | 2025年10月4(土)~2025年11月30日(日) |
| 会場 | 広島県福山市、尾道市+瀬戸内エリアのサテライト会場 福山/神勝寺 禅と庭のミュージアム、ふくやま美術館(ギャラリー) 尾道/尾道市立美術館、まちなか文化交流館「Bank」、LLOVE HOUSE ONOMICHI、ONOMICHI U2、LOG ※まちなか文化交流館「Bank」の開催は終了しました。 |
| 入館料 | 鑑賞パスポート(福山・尾道共通3日間有効パスポート) ・会場販売 3,000円(税込) ・WEB販売 2,500円(税込) [高校生以下および障がい者] 無料 *尾道市立美術館のみ単館チケットの販売あり。 |
| 公式ページリンク | ひろしま国際建築祭2025 |
- 主 催
- 一般財団法人神原・ツネイシ文化財団
https://kambara-tsuneishi-foundation.jp/
- 後 援
- 文化庁 広島県 福山市 尾道市
一般社団法人せとうち観光推進機構
一般社団法人広島県観光連盟(HIT)
広島商工会議所 福山商工会議所
尾道商工会議所
一般社団法人日本建築学会
一般社団法人日本建築協会
公益社団法人日本建築家協会
公益社団法人日本建築士会連合会
一般社団法人日本建築士事務所協会連合会
一般社団法人日本建築設計学会中国新聞社
- メディアパートナー
- designboom
Dezeen
- 総合ディレクター
- 白井良邦(神原・ツネイシ文化財団理事/慶應義塾大学SFC特別招聘教授)
- チーフキュレーター
- 前田尚武(神原・ツネイシ文化財団主任研究員/京都美術工芸大学特任教授)

