建築人のキャリアや学生生活の悩み、相談にお答えしています。 就活や転職などで模索している中での不安を一緒に考えます。
A-workerスタッフより
こんにちは。
建築設計者のための求人サイト「A-worker」運営スタッフの大塚です。
求職者様からの質問に回答するシリーズ、第7弾。
確認してほしい、ひとつのポイント
専門学校からアトリエ設計事務所への就職が難しいかは、その事務所の方向性によります。
実際、代表が「専門学校卒を採用したい」と仰る事務所もありますし、「大学院卒が必須」というところもありますので、まずは応募条件をチェックしてみてください。
応募条件をクリアしていた場合、面接でひとつのポイントになるのは、「学校生活をどんな姿勢で過ごしてきたか」です。
専門学校は大学よりも年数が短い分、授業内容や課題をこなしてきた量などに差が出てしまう場合があります。その部分をどうやって自分で補い、アトリエで働けるレベルまでもっていくかということが大切です。
また、専門学校の学生さんからよく伺うのが「実務的な学びは多いが、建築的な思考などにはあまり着目しない」ということです。(学校やカリキュラムによるとは思いますが)
建築家になるための実務的な技術や知識は四年生大学と同様に学べますが、一方で、建築史だったり、過去の建築家の思想など、実務以外の内容を深く学ぶ機会が多くありません。そういった部分を学生生活で常に意識して学業を続ければ、就職する際に、実務能力+αの考えをより鮮明に伝えることができるかと思いますので、よろしければ参考にしてみてください。
アトリエ事務所への就職活動、応援しています!