建築人のキャリアや学生生活の悩み、相談にお答えしています。 就活や転職などで模索している中での不安を一緒に考えます。
2024.10.08
建築業界で就職。大卒or院卒でどんな違いがある? ~ 求職者からの質問にお答えします。(vol.5)~
【相談内容】
建築業界で就職するうえで、大卒or院卒でどんな違いがありますか?どちらか一方のメリット/デメリットだけでもいいので、より多くの情報をいただきたいです。
A-workerスタッフより
こんにちは。
建築設計者のための求人サイト「A-worker」運営スタッフの大塚です。
求職者様からの質問に回答するシリーズ、第5弾。
建築学生さんからのご質問です。
違いは、「給与」と「就職先の選択肢」
大卒と院卒での就職の一般的な違いは、給与と就職先の選択肢です。
これは、建築業界に限らず、他業種でも同じことが言えます。
給与は、大卒より院卒の方が初任給、年収は高くなります。
収入の差は、ゼネコン、ハウスメーカー、組織設計事務所の規模や知名度、待遇、携わる建物種別によって変わってきます。
就職先の選択肢については、大手のゼネコン、組織事務所の設計部を希望するのであれば、院卒は必須といわれています。
もちろん、大卒でも賞歴やデザイン力、やる気によっては、大手への就職は可能だと思いますが、インターネットで検索すると、大手で設計をするなら院卒が必須といった情報が多いですね。
なので、「給与」「やりたいこと(就職したい企業)」を中心に検討されてはいかがでしょうか。
採用担当者が重要視するポイント
私は建築設計業界の求人サイトの運営に携わる中で、さまざまな設計事務所の採用担当者の方々とお話する機会があります。
採用担当者の方々が新卒や院卒に限らず、スタッフを採用する際に重要視するポイントとして1つの共通点があります。
それは、「建築が好き!」という気持ちです。シンプルなことなんですが、とても大切なことだと思います。
もちろん、学歴や賞歴、デザイン力なども大切なポイントですが、「建築が好き!」という真摯な気持ちをきちんと伝えられることが大切だと、求人サイトを運営しながら感じております。
参考Webサイトのご案内
メリット、デメリットやその他の情報に関しては、参考になるwebサイトがございますのでURLをお送りします。参考になれば幸いです。
■どうする?建築学生! 「就職」と「大学院進学」のメリット・デメリットを整理してみた。
■建築学生は大学院に行くべきか?ガチなリアル話をぶっちぇけます。
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