アトリエ設計事務所に就職を検討中だが、独立できるか不安。～ 求職者からの質問にお答えします。（vol.32）～

こんにちは。
建築設計者のための求人サイト「A-worker」運営スタッフの大塚です。

求職者様からの質問に回答するシリーズ、第32弾。

独立が絶対ではない。不安を明確にするところから始めよう

独立するとなると、全て自分で進めなければいけないというイメージがあって不安になりますよね。

具体的な転職者数はわかりませんが、自分のキャリアやライフスタイルを考えるなかで、組織やディベロッパーの設計部へ転職をされる方も多くいらっしゃいます。

質問者さんにとって、「独立するうえでの不安」は具体的に何ですか？

建築設計のスキル？
事務所の経営力？
他者とのコミュニケーションや人脈？
安定した仕事を得られないこと？

もし質問者さんが独立を考えておられるのであれば、まずは不安材料を明確にして、独立までの間にそれを補填できるようなキャリアを選択されると良いと思います。

また、前提として、アトリエから独立する人が多いのは確かですが、独立が絶対ではありません。
アトリエから別アトリエでも、アトリエから組織でも、またはずっと同じ職場でも良いのです。

質問者さんのやりたいことは、「独立」ですか？それともまた違う何か？
将来どのような仕事・生活をしたいのかという「目標」を明確にすれば、アトリエで働くことや、独立する等を「手段」として選択ができます。

他者がどのような割合で選択しているかも大事かもしれませんが、それが自分の目標と異なっていてはあまり関係がない話になります。
ゆっくりと一度考えてみていただいて、ご自身のやりたいことにキャリアを
寄せていけば良いと思います。

また何かあれば気軽に相談してくださいね。応援しています！