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コラム

2024.10.10

【設計事務所の採用担当者に聞いた】「会いたくなる」自己PRの書き方

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こんにちは!
A-worker運営事務局の大塚です。

 

多くの就活生が悩む「自己PR」について、設計事務所の採用担当者にヒアリングを行いました。どんな文章なら「会いたい!」と思ってもらえるのか?そのポイントを解説します。

 

「良い自己PR」を読むと、会って話をしてみたくなる

 

「良い自己PR」とは「人柄が見える」文章です。

どれだけ美しい文章であっても、人柄が見えない文章は魅力を感じづらいので、なかなか「会ってみたい」とは思いません。

面接は「人と人とのコミュニケーション」です。相手に「魅力的な人だな、会ってみたい」と思わせられるかがカギになります。

具体的に言うと、以下の3つが挙げられます。

 

 

「良い自己PR」具体例3つ

 

感情体験が語られているか

感情体験とは、喜怒哀楽やその他の「感情」を得た体験のことです。例えば「達成感を味わった」「美しいと感じた」「責任を感じた」「一体感を得た」「安心した」など、あなたが何にどんな感情を抱き、どんな価値観を持っているかを相手に伝えられるエピソードが必要です。そこから「人間として」共通項や興味を見いだした採用担当者は「会ってみたい」と思うようになります。

 

オリジナルのエピソードか

多くの就活生が自己PRに「スターバックスコーヒーでのアルバイト経験」を書く、という話を聞いて苦笑したことがあります。いずれも個人の貴重な経験であることは確かですが、日々多くの履歴書を読む採用担当者の立場になると「またこの話か」と思われてしまう可能性は否めません。前述の感情体験や将来の夢・目標、「周りから○○な人と言われる」というような客観的に性格がわかる話などを織り交ぜながら、あなただけのエピソードを磨いていきましょう。

 

「書き出しの一文」にインパクトがあるか

「書き出しの一文」には力を入れましょう。プロのライターでも、書き出しには細心の注意を払うと言われています。皆さんも人と会うときの第一印象がどれだけ大切かはよくご存じだと思います。それだけ「初見の一撃」には力があり、手を抜いてほしくない部分です。ちなみに、A-worker運営事務局の現スタッフが書いた、応募時の自己PRは「鮮やかなパープルに惹かれて手に取ったストックの花。」で始まっていました。思わず、どんなストーリーが始まるのだろう?と気になってしまいますよね!

 

以上、「良い自己PR」具体例3つでした。

逆に、コピペや抽象度の高いもの、企業と親和性のない文章は好まれません。具体的なエピソード、企業といかにマッチしているかなどを自分の言葉で語れるように作成していきましょう。

 

 

設計事務所の採用担当者が知りたいポイント

 

これはやはり「建築への情熱」です。

「建築のどこが好きなのか」「建築が好きになったきっかけ」「建築を仕事にしたい理由」などを存分に書きましょう。採用担当者曰く「建築への想いが伝わる内容であれば、応募条件に達してなくても会いたくなる、採用したくなる」とのことでした。

また、企業のWebサイトや代表者の経歴を見たうえで、やってみたいプロジェクトや好きな設計実績などについて言及されていると、担当者としてはやはり嬉しいものです。ここもうまく自身と親和性を持たせられたら「おっ」と思ってもらえます。

 

 

まとめ 

 

自己PRで採用担当者が知りたいことは、「人柄」「建築への情熱」「夢・目標」などが主になります。

少し時間と頭を使いますが、自己PRをしっかり作ることで、一番避けたい「書類選考でダメだった…」という事態を避けられる可能性が高まります。1社でも多く面接に到達し、あなたの良いところを直接伝えてほしいです!

 

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ここまでお読みいただきありがとうございます。
A-workerをお使いいただき、良い企業との出会いのお手伝いができることを運営事務局一同、願っております!

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