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お悩み相談

2024.10.08

設計事務所への就職で、事務所に確認しておくべきことはある?~ 求職者からの質問にお答えします。(vol.8)~

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【相談内容】

設計事務所へ就職活動をする際、事務所に聞いておくべきことや知っておくべきデータなどはありますか?

A-workerスタッフより

こんにちは。
建築設計者のための求人サイト「A-worker」運営スタッフの大塚です。

求職者様からの質問に回答するシリーズ、第8弾。

 

求人広告に記載の「基本項目」については必ず押さえておこう

就職先で何を重要視するかによっておさえるべきポイントは変わってきますが、一般的な求人広告に記載されている以下の項目は、双方にとって相違がないように必ず確認したほうが良いですね。

 

・業務内容
・勤務地
・勤務時間
・賃金(残業代・時間など)
・休日日数
・社会保険や福利厚生など

 

その他、一日の勤務スケジュールや、どのように仕事を覚えていくかなども気になるところではないでしょうか。

特に、1プロジェクトが完了するまでの期間や、最初からプロジェクトをメインで担当するのか・アシスタントから始めるのかなどは、仕事をする上で大切な項目かと思いますので、確認しておいた方が良いでしょう。

 

 

独立する場合/建築設計の方向性

また、将来的に独立を目指すのであれば、これまでの独立事例やスタッフの育成環境、資格取得支援制度などについて確認してみてください。もし聞けそうであれば、独立だけでなく直近で退職された方の話を確認できれば、その事務所が抱えている背景を伺い知ることができるのではないでしょうか。

 

最後に、やはりその事務所の「建築設計の方向性」は深く聞いてみられるべきだと思います。

もちろん、面接前にホームページや設計事務所/設計者のSNSなどでも事前に調査は可能ですし、可能であれば設計実績に足を運び、見ておくと面接で自信を持って話ができるようになります。その上で代表の建築に対する「想い」を直接言葉で聞くのが、あなたのやりたいことにフィットしているかを確認するためには一番良いですね。

 

設計事務所への就職活動、応援しています!

 

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